REPUBLIC OF PALAU

パラオ共和国について

パラオ共和国は、日本から真南へ3,000km。直行便で約4時間。
日本との時差はありません。人口約20,000人。大小200以上の島からなる国です。
自然があふれ、とりわけ美しい海は、ダイバーを引きつけ、毎年多くのダイバーが訪れています。

しかし、海に潜らなくてもパラオの海の美しさを味わうのは簡単で、
浅い所でも海にお弁当の残りを持って入ればビックリするぐらいたくさんの魚たちが集まってきます。
観光スポットも沢山用意されています。

このページでは、パラオ共和国の自然と気軽に楽しめる観光スポットを紹介したいと思います。

ミルキーウェイ

パラオホワイト化粧品シリーズの原料でもあるパラオホワイトクレイは、ミルキーウェイと呼ばれる入り江で採取されます。パラオの海は透明度の高さが魅力ですが、ミルキーウェイは、ミルクを混ぜたような海が広がっています。それは、きめ細かいホワイトクレイがこの入り江に堆積しており、微粉末のホワイトクレイが波に漂っているからです。この白い海の色は、神秘的で、波のほとんどない水面と空の色とが反応し、時間とともに移ろいます。細かいパラオホワイトクレイは、肌を傷つけることもなく、古くから肌に良いとされ、観光で訪れた人は、天然パックを楽しんでいます。

オマカンロングビーチ

オマカンロングビーチは引き潮の時だけ出てくる長いビーチです。
浅い海は、強い日差しですぐ暖まり、お風呂のような水温になっています。潮が満ちてくるとビーチはどんどん細くなり、見る間に水没します。また、オマカンロングビーチからさらに船で南に行ったところにも引き潮の時だけ出てくるビーチがあります。このビーチは、潮が満ちてくると完全に沈んでしまいます。

珊瑚と虹

パラオの海は珊瑚がいっぱいです。その美しさはボートの上からでも十分楽しめます。また強い日差しとスコールの多いパラオでは虹が沢山でます。パラオ政府観光局のロゴにも島に虹がかかっています。いずれも写真ではちょっと分かり辛いですが、実際はとてもきれいです。

ドルフィンズパシフィック

船で約30分。何面ものイルカプールが広がる広大な施設があります。
イルカの身体の構造や生態を本物のイルカをモデルに説明を聞き、ジャンプや立ち泳ぎなどを見た後、イルカのプールに入って一緒に泳ぐことが出来ます。イルカは、身体を擦り付けるように泳いだり、水面下で目が合ったり、楽しい時間を過ごせます。

ジェリーフィッシュレイク

ジェリーフィッシュレイクは、無数のミズクラゲが泳いでいる湖です。
ここには、クラゲの天敵がおらず、針が退化してなくなっています。
何千何万というクラゲがかさを懸命に動かし泳いでる姿は圧巻です。

カヤックツアー

カヤックツアーでは、カヤックを楽しむ前にミルキーウェイに寄ってホワイトクレイを紹介してくれます。スタッフの方は、日本で化粧品になっていると話してくださいました。
漕ぎ方について、レッスンを受け、すぐに出発です。ボートから遠くに見えていたキノコ型の島に近づけるのは面白いです。途中、自然にできたトンネルをくぐると島に囲まれた全く波のない海に出ます。鳥の声しか聞こえない静かな空間はそれだけで未体験ゾーンです。

ガラスマオの滝

船からジープに乗り継いでトラッキングの入り口にたどり着きます。入り口に置かれた自然の枝を使って、滝を目指します。密林の中を日本兵の残した線路に沿って歩いたり、川を渡ったりして進みます。
岩肌を滑るように流れる川には、所々に丸い穴が開いています。1mくらいの深さで順番に飛び込んで遊べます。2つめの川を横断するとすぐに滝が見えてきます。汗をかきながら歩いてきたので感激します。
滝の手前にあるベンチに座って弁当を食べ、マイナスイオンのシャワーを満喫するツアーです。一番歩く距離の長いツアーですが、難所などはなくどなたでも参加できます。